中学部

 中学部の学習について

 中学部では、基本的な生活習慣の確立とともに、健康な体作りを目指します。また、様々な学習に意欲的に取り組む態度を養うとともに、集団での活動をとおして、人と主体的に関わる態度を養います。

○教科別の指導
 国語・数学・音楽・保健体育を設定しています。国語・数学では、生徒の課題に応じて個別の学習やグループでの学習に取り組んでいます。音楽や保健体育は、学部全体や学年毎で実施しています。

 

 

 

○自立学習
 生徒一人一人の障害の状態や発達の段階等を的確に把握し、個別の課題に合わせ障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服できるように指導しています。
 A課程は週10コマと帯状に設けています。B課程は週2コマの時間を設けて指導しています。設定した時間に加えて、学校生活全体を通じて指導しています。
・総合的な学習の時間
 地域で生活していく力を育てることをねらい、自分自身について考えたり、地域のお店や施設について調べたりして、最後には、学級や学年で発表する機会を設けています。
 ○各教科等を合わせた指導
・日常生活の指導
 小学部より継続指導された学校生活における身辺処理能力を確立していくことと、日常生活における基本的な生活習慣を身に付けることを中心として指導しています。
・生活単元学習
 学習活動をとおして社会生活を送る上での基礎的な知識・技能・態度などを養うことをねらいとしています。生徒の興味や関心に基づき、社会生活を送る上で必要な事柄を身に付けられるよう体験的な学習を重ねていきます。
 具体的には、宿泊学習や校外学習をとおしての公共施設の利用や公共交通機関等の利用、季節の暮らしに関する学習、学校行事に関わる学習などに取り組んでいます。
 ・作業学習
 将来の「働く生活」に向けて、その資質を培うため『ものづくり』をとおして作業の基本的な態度や習慣を養っていきます。縦割りの活動でも、異学年の生徒同士の様々な関わりも体験します。紙班、タイル班、ビーズ班の3班で、生徒の特性に合わせた作業種目に取り組んでいます。