小松島支援学校は創立10周年を迎えました
宮城県立小松島支援学校のウェブサイトを御覧いただき、ありがとうございます。
本校は、平成26年4月に国公私立を含め県内21番目に開校した知的障害のある児童生徒が学ぶ特別支援学校で、今年度創立11年目を迎えます。また、平成30年4月に分校として松陵校が開校し、創立7年目を迎えます。
通学区域は、仙台市の泉区、青葉区、宮城野区、若林区の一部です。児童生徒数は、小松島校小学部児童90名、中学部生徒52名、高等部生徒130名、計272名、松陵校小学部児童20、中学部生徒11名、計31名、合計303名です。
本校の基本理念は、『つながり かなえる 私たちの未来』です。
「つながり」は、児童生徒同士のつながり、児童生徒と教職員とのつながり、教職員と保護者とのつながり、地域の皆様とのつながり、関係機関とのつながりなどを意味しています。本校の児童生徒と支援する皆様との心のふれあい、広がり、深まりが無限のつながりを生んでいます。
「かなえる」は、児童生徒が主体的に自分の未来を思い描き、自分の夢に向かってチャレンジしていってほしいという教職員の強い思いを表しています。自分の夢の実現に向けて継続して地道に努力をすること、夢が実現したときの成就感や達成感を一人一人の児童生徒が十分に味わうことができるよう、支援をしています。
「私たちの未来」は、生活介護や就労継続支援A型・B型、就労移行支援等の事業所、一般企業、進学など、児童生徒の多様な社会参加の在り方を表しています。卒業後の生活と今の学びの結び付きを理解させ、将来への夢や希望を育みながら、生活に必要な力を養っています。
この基本理念の基に、児童生徒一人一人の自立と社会参加を目指し、教育活動を展開しております。本校は、この4月に創立10周年を迎えました。これまでの積み重ねを土台として、職員一丸となって教育活動のさらなる充実を目指してまいりたいと存じますので、地域の皆様、関係の皆様の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
なお、当サイトを通して、本校の教育活動についてお知らせしてまいりますので、御高覧いただければ幸いです。
令和6年4月
宮城県立小松島支援学校長 茂庭 伸幸